GranDuo SETAGAYA14
名称
- GranDuo SETAGAYA14
場所
- 東京都世田谷区
用途
- 共同住宅(14戸)+物販店舗(1テナント)
構造・規模
- 壁式RC造・地上5階
設計監理
- 株式会社AE総合計画
施工
- 株式会社フェイスネットワーク
竣工写真
- 株式会社イメージグラム
竣工
- 2020.11
説明
- 計画地は、世田谷区世田谷の「ボロ市」通り沿いに位置している。「ボロ市」とは、当時関東地方を支配していた小田原城主北条氏政が1578年に楽市を開いたのが始まりで、そもそもは、野良着のつぎはぎや、わらじに編み込むためのボロ(=布切れ)が盛んに取り引きされたことに由来しており、400年以上続く世田谷を代表する伝統行事となっている。
- 限られたボロを幾重にも繋ぎ合わせて、時に世代を越えながら、継続してきた「ボロ市」という地域性を元に「繋ぎ合わせ」をコンセプトとして、デザインを行った。
- 1階の外壁やエントランスの壁、床にタイル貼りを採用し、馬貼りにてタイルを貼ることで「繋ぎ合わせ」を表現し、「ボロ市」通りの景観に合わせて、色彩を茶系黒系、質感を古っぽさが感じられるようなブラストタイプや、釉薬を用いた色幅、質幅があるものをあえて採用した。